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肺炎球菌ワクチン(成人)

肺炎球菌感染症とは

 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻や喉の奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

 成人の肺炎の2-3割がこの細菌により引き起こされ死亡原因の上位を占めるとの報告があり、高齢者および基礎疾患のある方には注意が必要です。

使用するワクチン

 プレベナー20(沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン:PCV20)もしくはキャップバックス(21価肺炎球菌結合型ワクチン:PCV21)を用いて、1回筋肉内に接種します。

 肺炎球菌には、100種類以上の血清型があり、肺炎・敗血症・髄膜炎などの重い感染症を防ぐことがワクチンの目的です。どちらのワクチンも1回の接種で効果が続きます。違いは以下の通りです。

 

プレベナー20

キャップバックス

カバーできる肺炎球菌の種類(血清型)

20種類

21種類(最新型)

日本で流行している型への対応

標準的

(実績豊富)

より広く対応

(最新の流行型を多く含む)

重い感染症の予防効果

約50%

約79%

肺炎の予防効果(65歳以上)

約60%

約72%

 副反応には、接種部位の症状(痛み、赤み、腫れなど)、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛などがあります。

費用

 定期接種が行われており、対象者にはお知らせが届きます。詳しくは市の広報やホームページを御確認下さい。

 

プレベナー20

キャップバックス

定期接種

6000円

対象外

自費

11000円

14000円

 

当院では随時受け付けておりますが予約制です。事前にお問い合わせください。

 

(参照)

茨木市HP「予防接種 成人用肺炎球菌」

厚生労働省HP「高齢者の肺炎球菌ワクチン」

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